CryptolessNFT.com ニュースレター 2022年9月10日号 – 広報レッスン:「ロードマップ」を作成してみよう/新サービス「インスタグラムアカウントへのNFTウォレット連携サービス」リリースのお知らせ/新型詐欺注意喚起のお知らせ(再掲)

平素より、CryptolessNFT.comをご利用いただきありがとうございます!

本サービスをご利用中のお客様にNFT関連トピックをお届けするため、一斉配信にてニュースレターを差し上げております。今回も、NFT作品を効果的に広報するためのノウハウと、CryptolessNFTで新たに提供を開始した新サービス、そして最近横行している新手の詐欺に関して再度注意喚起情報をお届けいたします。


NFTの広報レッスン – 「ロードマップ」を作成してみよう

今回は、NFTを宣伝する上で大切なブランディングに関わるお話をさせていただきます。

ロードマップとは?

「ロードマップ」という単語を、NFTアーティストとして活動を行う中で、多くの方が一度は耳にした言葉があるのではないでしょうか。ロードマップとは、「プロジェクトの道筋」を意味し、NFT市場においては特に、今後どれくらいのペースで、どれくらい作品を出品していくのか、どのようなゴールを掲げているのか、という目標俯瞰図として機能します。

ロードマップは、アーティスト自身が将来的な活動指針として作成し活用するというだけでなく、そのアーティストの作品を目に留めたコレクターにとっても購入検討のための判断材料として利用される可能性があることから、多くのアーティストがNFT出品にあたりホームページ等でロードマップを掲げています。

ロードマップはなぜ大切か

ロードマップは必ずしもすべてのプロジェクトやアート活動において必須という訳ではなく、またロードマップの有無により売上が変動する、という明確な統計データがある訳でもありません。それでも、やはりロードマップを掲げることには大きな意味があります。

では、なぜロードマップを組み立てることが大切なのでしょうか?

1. プロジェクトの継続意思を示すことができる

1つ目の理由としては、ロードマップを掲げることで、NFTプロジェクトに対する継続的な姿勢を表明することができるからです。
NFTコレクターの多くは、作品の将来的な投資価値についても吟味をした上で作品購入をします。彼らにとっては、2~3作品しか出品がされていないコレクションよりも、100作品以上並んでいる大規模なプロジェクトや、継続的に毎週作品が追加されているプロジェクトの方が、将来的なプロジェクトの継続とそれに伴うNFT価値の上昇を見込むことができるため、投資価値が高いと捉えられる傾向があります。言い換えると、コレクション内に作品が少ないうちは、「これからNFTを継続的に出品する可能性が低い、投資的価値が薄いコレクション」と見なされてしまう可能性があるのです。

とは言え、作品を継続的に増やしたり、沢山の作品を一斉に出品したり、といった方法でアピールをするには、特に個人アーティストとしては費用面でのハードルが非常に高いですよね。だからこそ、ロードマップを活用して「今はまだ作品数が少ないけど、アート活動を継続的に頑張って今後少しずつ出品を増やしていく」ということをアピールすることで、コレクターに対しても将来的な投資価値を期待してもらえる可能性を高めることができるのです。

2. 自分自身のための活動指針となる

そしてもう1つ、ロードマップはアーティスト自身にとっても大切な活動指針になるという利点があります。

無計画にNFTを出品したり、気が向いたときにだけ作品を作ったり、というスタンスで挑んでいると、どうしてもついつい気持ちが逸れてしまったり、実行に移せないままダラダラと時間を過ごしてしまい、せっかく出品したNFTに関しても半分放置状態となってしまいます。

ロードマップを通じて、「この時点までに●●作品を出品する」「この時点でTwitterのフォロワー数を●●人まで集める」「この時点までに売上●●ETHを達成する」等といった具体的な目標を掲げることで、自分自身が筋道を見失わず、しっかりと芯を持ってクリエイティブ活動を行うための手だてとなります。

魅力的なロードマップ作りを

ロードマップを組み立てる際は、ただ目標を箇条書きするだけでなく、魅力的なロードマップになるようデザイン面でもこだわりましょう。

具体例としてAzuki NFTを挙げますと、フェーズごとに整理がされた視認性抜群のレイアウトと、意匠的にも魅力的なデザインによって、ホームページデザインとも整合性がとれた統一感のあるロードマップに仕上がっていることがわかりますね。

このように、そのアーティストならではのアート・デザインセンスを感じさせるロードマップを、SNSやNFTマーケットからの導線を考慮した上で自分自身のウェブサイト上の最適な場所に配置することで、単なる目標指針としてではなく、見ごたえのある1コンテンツとして活用することが可能になります。

ロードマップの組み立方やデザインは、プロジェクトによって十人十色なので、Azuki NFT以外の例についてもインターネットを活用して触れ、自分自身にとってお手本となるようなお気に入りのロードマップデザインを探してみてください!



新サービスのお知らせ – インスタグラムアカウントへのNFTウォレット連携サービス開始

以前より噂されていた、インスタグラムへのNFT機能国内実装ですが、先月正式にスタート致しました。これに伴い、当サービスでもお客様のインスタグラムアカウントへお客様専用NFTアカウントウォレットを連携する代行サービスを無料で承ることと致しました。

ウォレット連携を行うことで、出品済みNFTをインスタグラムフィードで紹介することが可能になりますので、ご興味のある方はSNSマーケティングの一貫として是非ご検討ください(ブロックチェーンやトークン規格の種類によってはフィード投稿に対応していない場合があることご了承下さい)。

なお、現状NFT機能に対応しているインスタグラムアカウントは、メニュー欄に「デジタルコレクション」セクションが追加されているもののみとなります。この機能追加はアカウントごとに順次実装されているため、自分のアカウントが既に対応しているかどうか、予めご確認頂いた上でご依頼いただきますよう宜しくお願いいたします。

本サービスについてご興味のあるお客様は、本フォームページ「お問い合わせ」フォームよりご連絡をいただけますと幸いです。


《再掲》注意喚起:NFTコレクターを装ったユーザーによる詐欺サイトへの誘導にご注意

現在、NFT初心者を標的とした巧妙な詐欺・フィッシングが横行しています。 InstagramやTwitter等のSNSでフォロー外のユーザーから「あなたの作品をNFTとして購入したいから指定のNFTマーケットへ出品して欲しい」という旨のメッセージが届いた場合、詐欺サイトへの誘導を疑いましょう。特に初心者をターゲットに、作品の購入という名目で外部サービスへ誘導するステルスマーケティングや詐欺が多数報告されています。

作品を誉められたり、作品購入オファーを受けると、つい嬉しい気分になってしまいますが、そのようなアーティスト心理に巧妙につけこんだ詐欺は非常に多く横行しておりますのでご用心下さい。これらの詐欺サイトを通じてNFT出品を行うことで、登録時に法外な料金を強要されたり、最悪の場合ウォレットをハックされることに繋がります。

詐欺かどうか判別が難しい場合は、「Openseaに出品するので、良かったらOpenseaの方で購入してください」等とメッセージを送る形で正規のNFTマーケットプレイス上の作品購入ページへ案内しましょう。 本当に購入意思があるユーザーであれば、前向きに検討をして下さるはずです。

特に、下記サイトは当サービス利用者様より複数の報告が上がっているフィッシングサイトとなりますので、これらのサービスよりメッセージが届いた場合は十分警戒頂きますよう宜しくお願い申しげます。

報告が上がっているフィッシングサイト例
  • platinumbullnfts
  • VoguexFinance
  • VoguexFinancial
  • John Joseph Dowling
  • Global NFT
  • Open NFT Market

他にも、利用を検討しているサービスが詐欺サイトかどうか不安な場合や、より安全にNFTを始めるために出品・一括管理代行を検討したい、といったご希望をお持ちの場合は、下記フォームよりCryptolessNFTまでお問い合わせいただけますと幸いです。

今後とも、CryptolessNFT.comをご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。