CryptolessNFT.com ニュースレター 2023年7月27日号 – 広報レッスン:「ロードマップ」を作成してみよう/新サービス「インスタグラムアカウントへのNFTウォレット連携サービス」リリースのお知らせ/新型詐欺注意喚起のお知らせ(再掲)

※本記事は、ご契約者様向けに過去に配信したメールマガジンのバックナンバーです。

平素より、CryptolessNFT.comをご利用いただきありがとうございます!

本サービスをご利用中のお客様にNFT関連トピックをお届けするため、一斉配信にてニュースレターを差し上げております。今回も、NFT作品を効果的に広報するためのノウハウと、最近横行している新手の詐欺に関して再度注意喚起情報をお届けいたします。


NFTの広報レッスン – 「ロードマップ」を作成してみよう

今回は、NFTを宣伝する上で大切なブランディングに関わるお話をさせていただきます。

ロードマップとは?

「ロードマップ」という単語を、NFTアーティストとして活動を行う中で、多くの方が一度は耳にした言葉があるのではないでしょうか。ロードマップとは、「プロジェクトの道筋」を意味し、NFT市場においては特に、今後どれくらいのペースで、どれくらい作品を出品していくのか、どのようなゴールを掲げているのか、という目標俯瞰図として機能します。

ロードマップは、アーティスト自身が将来的な活動指針として作成し活用するというだけでなく、そのアーティストの作品を目に留めたコレクターにとっても購入検討のための判断材料として利用される可能性があることから、多くのアーティストがNFT出品にあたりホームページ等でロードマップを掲げています。

ロードマップはなぜ大切か

ロードマップは必ずしもすべてのプロジェクトやアート活動において必須という訳ではなく、またロードマップの有無により売上が変動する、という明確な統計データがある訳でもありません。それでも、やはりロードマップを掲げることには大きな意味があります。

では、なぜロードマップを組み立てることが大切なのでしょうか?

1. プロジェクトの継続意思を示すことができる

1つ目の理由としては、ロードマップを掲げることで、NFTプロジェクトに対する継続的な姿勢を表明することができるからです。
NFTコレクターの多くは、作品の将来的な投資価値についても吟味をした上で作品購入をします。彼らにとっては、2~3作品しか出品がされていないコレクションよりも、100作品以上並んでいる大規模なプロジェクトや、継続的に毎週作品が追加されているプロジェクトの方が、将来的なプロジェクトの継続とそれに伴うNFT価値の上昇を見込むことができるため、投資価値が高いと捉えられる傾向があります。言い換えると、コレクション内に作品が少ないうちは、「これからNFTを継続的に出品する可能性が低い、投資的価値が薄いコレクション」と見なされてしまう可能性があるのです。

とは言え、作品を継続的に増やしたり、沢山の作品を一斉に出品したり、といった方法でアピールをするには、特に個人アーティストとしては費用面でのハードルが非常に高いですよね。だからこそ、ロードマップを活用して「今はまだ作品数が少ないけど、アート活動を継続的に頑張って今後少しずつ出品を増やしていく」ということをアピールすることで、コレクターに対しても将来的な投資価値を期待してもらえる可能性を高めることができるのです。

2. 自分自身のための活動指針となる

そしてもう1つ、ロードマップはアーティスト自身にとっても大切な活動指針になるという利点があります。

無計画にNFTを出品したり、気が向いたときにだけ作品を作ったり、というスタンスで挑んでいると、どうしてもついつい気持ちが逸れてしまったり、実行に移せないままダラダラと時間を過ごしてしまい、せっかく出品したNFTに関しても半分放置状態となってしまいます。

ロードマップを通じて、「この時点までに●●作品を出品する」「この時点でTwitterのフォロワー数を●●人まで集める」「この時点までに売上●●ETHを達成する」等といった具体的な目標を掲げることで、自分自身が筋道を見失わず、しっかりと芯を持ってクリエイティブ活動を行うための手だてとなります。

魅力的なロードマップ作りを

ロードマップを組み立てる際は、ただ目標を箇条書きするだけでなく、魅力的なロードマップになるようデザイン面でもこだわりましょう。

Azuki | World

www.azuki.com

具体例としてAzuki NFTを挙げますと、フェーズごとに整理がされた視認性抜群のレイアウトと、意匠的にも魅力的なデザインによって、ホームページデザインとも整合性がとれた統一感のあるロードマップに仕上がっていることがわかりますね。

このように、そのアーティストならではのアート・デザインセンスを感じさせるロードマップを、SNSやNFTマーケットからの導線を考慮した上で自分自身のウェブサイト上の最適な場所に配置することで、単なる目標指針としてではなく、見ごたえのある1コンテンツとして活用することが可能になります。

ロードマップの組み立方やデザインは、プロジェクトによって十人十色なので、Azuki NFT以外の例についてもインターネットを活用して触れ、自分自身にとってお手本となるようなお気に入りのロードマップデザインを探してみてください!


《再掲》注意喚起:NFTコレクターを装ったユーザーによる詐欺サイトへの誘導にご注意

現在、NFT初心者を標的とした巧妙な詐欺・フィッシングが横行しています。 InstagramやTwitter等のSNSでフォロー外のユーザーから「あなたの作品をNFTとして購入したいから指定のNFTマーケットへ出品して欲しい」という旨のメッセージが届いた場合、詐欺サイトへの誘導を疑いましょう。特に初心者をターゲットに、作品の購入という名目で外部サービスへ誘導するステルスマーケティングや詐欺が多数報告されています。

作品を誉められたり、作品購入オファーを受けると、つい嬉しい気分になってしまいますが、そのようなアーティスト心理に巧妙につけこんだ詐欺は非常に多く横行しておりますのでご用心下さい。これらの詐欺サイトを通じてNFT出品を行うことで、登録時に法外な料金を強要されたり、最悪の場合ウォレットをハックされることに繋がります。

詐欺かどうか判別が難しい場合は、「Openseaに出品するので、良かったらOpenseaの方で購入してください」等とメッセージを送る形で正規のNFTマーケットプレイス上の作品購入ページへ案内しましょう。 本当に購入意思があるユーザーであれば、前向きに検討をして下さるはずです。

※とは言え、最近はOpenseaを活用した新たな詐欺手口も現れています。併せて下記の注意喚起をご確認ください。

CryptolessNFTからのお知らせ・注意喚起NFT購入エラーを装った詐欺にご注意

お問い合わせいただいたクリエイター様が提供して下さった、実際にあった詐欺アカウン…
jp.cryptolessnft.com

特に、下記サイトは当サービス利用者様より複数の報告が上がっているフィッシングサイトとなりますので、これらのサービスよりメッセージが届いた場合は十分警戒頂きますよう宜しくお願い申しげます。

報告が上がっているフィッシングサイト例
  • platinumbullnfts
  • VoguexFinance
  • VoguexFinancial
  • John Joseph Dowling
  • Mintbase
  • Global NFT
  • Open NFT Market
  • Open NFT Trade
  • Open NFT Trades
  • Sky Blue
  • Primenooks
  • Monster NFT
  • Realms NFT
  • Mint Realms
  • CosmicSpace
  • Stratton NFT
  • ExpertCrypto
  • Sea World Art
  • Sea Art World
  • Bubble Cherry
  • BulkMarketSea
  • Zora Article Miner NFT (Zoraの偽サイト)
  • Bluesea-nft
  • Seacrest-nft
  • NFTMineCorpX
  • WhiteBullSafety
  • Solando
  • Expert Crypto Mine
  • Sea Art World Gallery
  • RegalSpaceNFTs
  • Rovo
  • CosmosDapp
  • BlurSea
  • Quirky NFT
  • My NFT Art World
  • Looks Auction Market
  • Everything Trade Online
  • BlingBitsNFT
  • Wave-mint
  • CoreMints
  • Mintcomet
  • MetaNFT-Trade
  • Artistored
  • Pixprimearts
  • NFTartsvese

※スペースの有無や、大文字・小文字の違いなど、表記ゆれが見られる場合があります。

※傾向として、「Open」「Sea」「Blur」「Zora」など、実在するマーケットに関連した単語を用いた名称が使われていることが多いですが、これは「なんとなく聞いたことがある名前だから安心な気がする」というユーザーの心理作用を意識したものであると考えられます。怪しい部分はないか、一文字単位で確認をしましょう。

報告が上がっているフィッシングメールアドレス例
  • opensea.io.livechat @ gmail.com
  • openseas.io @ gmail.com
  • openseahelpszendesk @ gmail.com
  • opensea.io @ checkinfo.online
  • opensea.iohelpedkcenter @ gmail.com
  • opensea.io @ fastservice.com

※上記例に限らず、Gメールアドレスが使用されているものは全てOpenseaを装った偽メールアドレスとなります。

Openseaに関連した詐欺についてはこちらをご確認ください!

CryptolessNFTからのお知らせ・注意喚起NFT購入エラーを装った詐欺にご注意

お問い合わせいただいたクリエイター様が提供して下さった、実際にあった詐欺アカウン…
jp.cryptolessnft.com

他にも、利用を検討しているサービスが詐欺サイトかどうか不安な場合や、より安全にNFTを始めるために出品・一括管理代行を検討したい、といったご希望をお持ちの場合は、CryptolessNFTまでお問い合わせいただけますと幸いです。

今後とも、CryptolessNFT をご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。